.. _db-aurora: ########## DB-AURORA ########## Amazon Aurora のクラスタ、インスタンスの設定及び、データベース、ユーザの初期設定を行います。 Aurora 内に格納されたデータの所有権はユーザーに帰属するため、デフォルトではパッケージ削除時にクラスタ、インスタンス、データベースの削除は行いません。 +-------+-----------+ | | 設定値 | +=======+===========+ | Chart | db-aurora | +-------+-----------+ 対応データベースエンジン ======================== * Aurora MySQL * Aurora PostgreSQL パッケージの機能 ================ 本パッケージでは、 Amazon Aurora のインスタンスに関する以下の機能を提供します。 * Aurora クラスタの作成・設定。 * クラスタのロケーション設定 * クラスタのデーターベースエンジンのバージョン設定。 * クラスタに割り当てるストレージ種別の設定。 * クラスタのスケーリングに関する設定(サーバレスの場合のみ) * クラスタのバックアップに関する設定。 * クラスタに接続する subnet の設定。 * クラスタのセキュリティグループ設定。 * Performance Insights * CloudWatch Logs にエクスポートするログの種類 * ストレージ暗号化 * タグ * 各クラスタにおける Aurora インスタンスの作成・設定。 * インスタンスの個数設定 * インスタンスのマシンタイプ(インスタンスクラス)の設定 * 拡張モニタリング * Aurora インスタンス作成時の初期データベースの作成。 * 単一のデータベースを作成可能。 * 初期データベースユーザーの作成。 * マスターユーザーを作成可能。 Database 接続 ------------- AWS マネジメントコンソールから作成した Aurora インスタンスのエンドポイントを確認し、接続先ホストとして設定します。 インスタンスクラスの変更 ------------------------ Values の ``instance.machineType`` を変更することで本パッケージで管理している Aurora クラスタ内のインスタンスクラスを変更することができます。 Values の ``applyImmediately`` が ``true`` の場合は変更が即時反映されます。 Values の ``applyImmediately`` が ``false`` の場合は変更は即時には反映されず、メンテナンスウィンドウの範囲で変更が反映されます。 メンテナンスウィンドウを指定する場合は Values の ``maintenance.startMaintenanceWindow`` および ``maintenance.endMaintenanceWindow`` を指定してください。 クラスタのデーターベースエンジンのバージョン設定 ------------------------------------------------ Values の ``engineVersion`` を変更することで本パッケージで管理している Aurora クラスタのデーターベースエンジンのバージョンを変更することができます。 PostgreSQLでは、バージョンを固定する場合、 ``15.4`` のように指定します。下位のバージョンは省略して ``15`` や ``14`` のように指定した場合、マイナーバージョンは自動でアップグレードされます。 MySQL の場合は、バージョンを固定する場合、 ``8.0.mysql_aurora.3.04.1`` のように指定します。 ``8.0`` や ``5.7`` のように指定した場合、パッチバージョンは自動でアップグレードされます( ``8`` のようにメジャーバージョンのみ指定することはできません。)。 ユーザパスワードの指定方法 -------------------------- * values の ``user`` リストにユーザの名前、パスワードの登録された SecretManager の情報を指定します。 * values の ``user.secret.name`` , ``user.secret.key`` には マスタユーザのパスワードが登録されている Secret Manager のシークレット名、およびデータベースパスワード情報のキー名を指定します。 * パスワードを事前にキーマネージメントサービスに登録します。 サーバレスインスタンスの設定方法 -------------------------------- サーバレスインスタンスを用いて Aurora クラスタを構築する場合は Values の ``machineType`` で ``db.serverless`` を指定してください。 また、その場合 Values の ``engineMode`` には ``provisioned`` を指定してください。 Values ====== Default values -------------- .. literalinclude:: values/db-aurora.values.yaml :language: yaml Schema reference ---------------- .. jsonschema:: schema/db-aurora.schema.json .. _MASTER-CONTAINER-HELM-DB-AURORA: https://github.com/sbopsv/MASTER-CONTAINER-HELM-DB-AURORA Example ======= Example1. MySQL (Serverless) ----------------------------- .. literalinclude:: example/db-aurora/example1_mysql.yaml :language: yaml Example2. PostgreSQL -------------------- .. literalinclude:: example/db-aurora/example2_postgresql.yaml :language: yaml Change Log ========== .. changelog:: :changelog-url: https://msp-project-gcp.an.r.appspot.com/managed/db-aurora.html :github: https://github.com/sbopsv/MASTER-CONTAINER-HELM-DB-AURORA/releases/ .. _MASTER-CONTAINER-HELM-DB-AURORA: https://github.com/sbopsv/MASTER-CONTAINER-HELM-DB-AURORA