Link AnalyticsでBIMを作って見た

作成日:2020/03/13この記事は最終更新日から2年以上が経過しています。

Link AnalyticsでBIMを作って見た

はじめに

本記事では、Link Analyticsの3D可視化機能を使った、シンプルなBIMデモを作成しましたので、その内容をご紹介します。

プロダクト紹介

Link Analyticsは、IoT開発者向けのAlibaba Cloudのデータ分析サービスです。デバイスデータのストレージ、クリーニング、分析、可視化を機能を提供します。可視化に関しては、2Dマップ、3Dモデルなど可視化機能を提供しています。

以下中国サイトのプロダクト紹介リンクです。

Link Analytics

環境紹介

Alibaba Cloudの中国サイトです。

Link Analyticsは日本サイトにはリリースしていません。

触って見た内容

1.下記メニューを開けば、Link Analyticsの3D機能が出てきます。

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2.初期画面にDemo Videoが用意されています

プロダクトの紹介と使い方の説明を話してくれますが、ドキュメントサイトに同じビデオを見れます。

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3.モデル作成ツールとDemoのリンクも用意されています

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上記ボタンをクリックすると、CampusBuilderというWindows版ツールがDLされます。

ちょっと調べて見たら、ThingJS社が提供したツールでした。

ThingJS社のサイトに行くと、沢山のおもしろい素材が見つかりました。

例えば、各種編集ツール

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そして、いくつかの可視化公開Project

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コロナウイルスの速報画面はこんな感じ。色々活用されていますね。

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4.編集済みのDemoモデルはzipファイルでDLできます。

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5.BIMのDemoも用意されています。

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中に入ると、ビルの3Dモデルが表示されました。クリックしたら、中のオフィスが表示されます。

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ズームしたり、特定の場所、ものを見たりできます。

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デバイスとの紐付きを試したら、失敗しました。読み取り専用は原因だと思っています。

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6.プロジェクトを新規作りました。

初期に使いそうなプロダクトを指定できます。

権限は「読み取り専用」と「書き込み可」2種類選択可能。

3Dモデルは「オンライン編集」と「ローカル編集」2種類選択可能。

今回は、「書き込み可」と「オンライン編集」にしました。

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7.オンラインに3Dモデルを編集できます。

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編集に使えるのは、CampusBuilder Online(beta)版です。

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8.デバイスと紐付けます。

※デバイスの作成方は別記事参考

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9.3D画面の動作を細かく制御には「JS開発」使えます。
今回は使わずに、機能を確認するだけでした。

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10.動作確認

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プレビュー画面に、デバイスを見つかって、スイッチのOn,Offを操作して見ました。

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デバイスの通信ログを見たら、ちゃんと動きました。

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11.ページ公開方法を確認

公開する際に、「認証なし」と「認証あり」2種類選択できます。

認証ありの方は、中国の電話番号が必要で、SMSコードで認証します。

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認証なしで試したら、無事アクセスできました。

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最後に

Link Analyticsを使って、3Dモデルの作成、デバイスとの紐付け、およびWeb公開をする方法をご紹介しました。
BIM開発は非常に簡単なので、ぜひ参考に頂ければ幸いです。

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